阪急千里山駅から徒歩3分
06-7173-2422 お気軽にお問い合わせください!

法定相続情報一覧図とは?使い道や必要書類、取得方法を解説|吹田市


お知らせ 2026年10月9日

こんにちは。吹田市・千里山のわに司法書士事務所です。

書類って、集めるだけで一仕事ですよね。

私も相続の手続きで古い戸籍を確認していたとき、どうしても読めない文字があり、役所に問い合わせたことがあります。

自分では何度見てもわからなかった文字。それが、役所の方に確認すると、きちんと読み解けていてびっくりしました。

昔の戸籍には、今ではあまり見かけない文字や独特の書き方もあります。こうした戸籍を日々扱っている役所の方は、さすがだなと感じた出来事でした。

さて、相続の手続きでは、このような戸籍を集めて相続人を確認する必要があります。さらに、銀行での預貯金の手続きや不動産の名義変更など、提出先ごとに書類を準備するのも大変です。

そこで今回は、相続手続きの負担を減らすのに役立つ「法定相続情報一覧図」についてご紹介します!

法定相続情報一覧図とは?

法定相続情報一覧図とは、亡くなられた方と相続人との関係を一覧にまとめ、法務局の登記官による確認を受けた書面です。

相続手続きでは、亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍謄本などを提出し、相続人を確認してもらうことがあります。法定相続情報一覧図を取得しておけば、提出先の取扱いに応じて、戸籍謄本一式の代わりに利用できます。

法定相続情報一覧図の主な使い道

法定相続情報一覧図は、主に次のような相続手続きで利用できます。

  • 不動産の相続登記:亡くなられた方名義の土地や建物を相続人名義に変更する手続き
  • 預貯金の相続手続き:金融機関での口座解約や払戻しなど
  • 有価証券の相続手続き:証券会社で株式などの名義変更や移管を行う手続き
  • その他の相続手続き:提出先が法定相続情報一覧図を受け付けている場合の相続関係の証明

複数の金融機関で手続きを行う場合や、不動産と預貯金の両方を相続する場合には、戸籍謄本一式を何度も提出する手間を減らせるため便利です。

なお、提出先によっては別途書類が必要になることもあるため、事前に確認しておくと安心です。

取得に必要な書類

一般的に、次の書類を準備します。

必要書類内容
亡くなられた方の戸籍謄本など出生から死亡までの戸籍・除籍・改製原戸籍
亡くなられた方の住民票の除票など最後の住所を確認するための書類。取得できない場合などは戸籍の附票を利用できることがあります
相続人の戸籍謄本など相続人全員の現在の戸籍謄本または抄本
申出人の本人確認書類運転免許証の写しなど、氏名・住所を確認できる書類
法定相続情報一覧図相続関係を整理して作成した一覧図
申出書法務局所定の申出書

相続関係によっては、追加の戸籍などが必要になる場合があります。また、一覧図に相続人の住所を記載する場合は、住所を証明する書類も準備します。

取得までの流れ

手続きは、次の4つのステップで進めます。

  1. 亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍などを集める
  2. 相続人を確認し、法定相続情報一覧図を作成する
  3. 必要書類を添えて法務局へ申し出る
  4. 法務局の確認後、一覧図の写しを受け取る

申出先は、亡くなられた方の本籍地や最後の住所地、申出人の住所地、不動産の所在地を管轄する法務局などから選べます。郵送による申出も可能です。

法定相続情報一覧図の写しは無料で交付されます。ただし、戸籍謄本などの取得費用や郵送費用は別途かかります。

利用する際の注意点

法定相続情報一覧図は、戸籍に基づいて法定相続人を明らかにするためのものです。誰がどの財産を取得するかという遺産分割の内容や、相続放棄の有無を証明するものではありません。

また、一覧図を取得するためには、最初に戸籍謄本などを収集し、相続関係を正確に整理する必要があります。

詳しい必要書類や様式については、法務局の公式案内もご確認ください。

相続手続きでお困りの方へ

法定相続情報一覧図を利用することで、複数の相続手続きを効率よく進められる場合があります。一方で、戸籍の収集や相続関係の整理には手間がかかることもあります。

わに司法書士事務所では、戸籍収集や法定相続情報一覧図の作成・申出、不動産の相続登記など、相続手続きを状況に応じてサポートしております。

相続手続きの進め方や必要書類についてお困りの方は、お気軽にご相談ください。